「北欧神話の世界解説~その3」サブイベント攻略~ACヴァルハラ
息抜きにサブ(ワールド)イベントの解説
オーディンを通してアースガルズの日常が垣間見える面白イベント
この世界(アースガルズ)を作った神なので基本慕われている基本
※動画はPS5が当たらないため・・PS4のものです
≪目次≫
ワールドイベント『神々の糧』~イノシシ狩り
森のはずれで料理人のアンドフリームニル(煤けた者の意)が騒いでいる
調理され骨になったセーフリームニル(猪)がまた生き返ったのだと・・
(なので時刻は夕刻)
狩りに付き合わされる事になったオーディン であった
※固有名詞が似通っており紛らわしい
解説:このイノシシの肉はヴァルハラにいるエインヘリヤルがどれだけ食べよう~が食べつくすことはなく、料理をしても夕方にはまた元の姿に戻るという。優秀な食糧。エルドフリームニルという鍋で煮られる。(エインヘリヤルが夕方生き返るのはこの肉を食べたから・・?いやちがうか・・)
ワールドイベント『気高き鹿心』
森を散策中~なじみの牡鹿(生息地ユグドラシル)と戯れはじめるオーディンさん
牡鹿の数が増えるにつれ彼らの生息地に何かあったのではと不安が募るが・・・
さいごは守護者へのサプライズ!
※動物に優しい(笑)鹿は見た目の区別がつかないけどお尻可愛いな
解説:四頭の牡鹿=ダーイン&ドゥネイル&ドゥラスロール&ドヴァリンはユグドラシルの樹皮が主食。最後にやってきた牡鹿のエイクスュルニルはレーラズの葉や若葉が主食(レーラズの樹=ユグドラシルではないかといわれている)で、この牡鹿の枝角からは大量の雫が滴り落ちフヴェルゲルミル(泉)に流れ込んでいるとされる
フヴェルゲルミル:ニヴルヘイムにあるユグドラシルの根があるとされる泉。その根を齧るニーズヘッグが住んでいる。
ニーズヘッグ(怒りに燃えてうずくまる者):ラグナロクを生き延びる蛇またはドラゴン。樹の梢にいる鷲の姿をした巨人フレースヴェルグとは仲が悪く、リスのラタトスクが両者の言葉を中継しこの喧嘩を煽り立てている。
※ユグドラシルの住人は毎日面白そう。
ラタトスクは「走り回る出っ歯」の意w☺
図書館で借りてきたお気に入りの一冊~またもや紹介
児童本らしく表紙も挿絵もはかわいらしく、中身は子供向けにわかりやすく書きつつつ色々な解釈や説も載せるなど知的好奇心をくすぐる※中古でしか入手できません涙
山室静/著『北欧神話の世界~神と巨人のたたかい』絵は田沢茂氏
↑裏表紙とあわせて一つの絵になる
ここまで読んできたらこの絵が何を示しているかわかるはず
さてそれぞれ誰でなんでしょうー?☆
( あ・・ミーミルはまだ出てきてないので紹介してませんでした。ミーミルの泉の水は叡智の結晶。一口飲むためにオーディンは片目を差し出します)
昼と夜。樹には四頭の鹿(葉っぱをたべてるようにみえる)に三本ある根っこ~真ん中の根を噛むドラゴンを睨む鷲と間を行き来するリス(この辺は上にある動画の解説文に書いたやつ)左の根はミーミルの泉かな?糸つむぎしてる風のノルニルっぽいの(鎌持ってるのは・・?)が右上にいる。のでウルズの泉かとも思ったけど・泉のほとりの男はミーミルでギャランホルンで泉の水飲んでるのか!(ヘイムダルさんがギャランホルン=ラグナロクを知らせるための楽器〜吹いてるところだとラグナロクのシーンになってしまう)これは左上に満月と三日月の描写があるのでミーミルの泉でしょう。(満月=オーディンの片目・三日月はギャランホルンを暗示している。両方ミーミルの泉にある)左上にはグングニル持ったオーディンと妻のフリッグもいる(金色に輝いているからフレイヤかも。。。いや同一人物説のやつか)右側の根っこは裏表紙に続きます(最後に画像あり)
あってるかわからないけれども~知識がついてきて~色々解釈できるのが楽しい🔥
ワールドイベント『ヴァルハラの束縛』~新人育成
ヴァルハラにやってきたてのエインヘリヤル
その困惑っぷりに主が対応してあげるのだが・・・
あーはじめにトールの名前叫んじゃってるよ・・オマエ(; ・`д・´)さてはトール信者か
解説:ヴァルキューリーの役割は戦場で死んだ勇者をオーディンの治める死者の館(ヴァルハラ)へ連れていくことだが。。彼に何の説明もなしに連れてきてるんか。途中で任務放棄されちゃったのかここがその館の敷地内なのか。。一説にフレイヤはオーディンと戦死者を分け合う権利を持っていたとされ~ヴァルキュリーを率いて戦場に赴きエインヘリヤルを自身の館フォールクヴァングへ運んだ。セスルームニルの大広間で勇猛な戦士を選び取ったという。(この説では残り物がオーディンのもとに・・?)
エーリヴァーガル:川の名前。「嵐の海」の意
モーモー&ユミル&ブリの図
ワールドイベント『思いやりの牛乳』
アウズンブラ激おこ(見た目はホルスタイン・・・)モゥモゥ
↑モー(ありがとう。幸運を。若き神よ)ジャンプして喜んでるもぅ
解説:アウズンブラは「その1~北欧神話/はじまりの物語」で出てきた巨人ユミルにミルクを与えていた原初の牝牛の名。氷塊についた塩を舐めていると中からブリがでてくる。オーディンに対し「若き神よ」と呼びかけるのもこの背景を知らないとよくわからず終わるサブクエスト。この世界ではスルトの次に最年長かも・・・彼女を閉じ込めた犯人はわからずじまいですが真っ先に疑われるのは安定のロキさん☺
裏表紙には雌雄のつがい(馬はいないな。。)と泉の絵
これはウルズの泉。。三本の川は運命の3姉妹を暗示しているのかな
フヴェルゲルミルの泉は冷たい氷の国ニブルヘイムにあるので違うだろうし。。なんならニーズヘッグのそばに描かれている筈(11の川の源でもある。ここでは3本しか描かれていない)
~つづく~
↓参考文献は北欧神話/その1参照↓
↓アースガルズ篇のサブイベント残りは北欧神話/その2参照↓※積み石のぞく